・四国の広さ
・四国の気候
・四国の交通手段(旅編)
・四国八十八ヶ所巡礼(お遍路)
|四国の広さ
四国の面積は約18,300 km²で、日本主要4島の中で最も小さい島です。
4県合わせても岩手県(15,280 km²)より2割程度大きいにすぎません。
また、香川県は日本一小さな県です。
【参考】
『日本主要4島』本州(228,000 km²)、北海道(83,400 km²)、九州(42,200 km²)、四国(18,300 km²)
『四国4県』香川(1,900 km²)、愛媛(5,700 km²)、高知(7,100 km²)、徳島(4,150 km²)
|四国の気候
四国山地の山々が東西を横切るように連なっており、山を境に気候が異なります。
【北側】瀬戸内海に面しており、温暖で雨が少なく、ヨーロッパの地中海に似ています。(瀬戸内海式気候)
【南側】太平洋に面しており、年間を通して降水量が多く、夏は非常に暑い地域となります。
【山間部】昼と夜の気温差が激しく、雪が積もる地域もあります。秘境と呼ばれる観光地も多いです。
|四国の交通手段(旅編)
【公共交通機関】本数こそ少ないですが、鉄道網は各県整っています。観光地のバス路線は充実しています。
【自動車・バイク】駐車場は無料のところが多く、短時間で多くの観光地を巡ることができます。
【おススメ】四国の玄関口までは飛行機・鉄道・高速バスなどのアクセスが良いので、そこからレンタカーでの旅がおすすめです。
|四国八十八ヶ所巡礼(お遍路)
『四国八十八ヶ所霊場』とは、讃岐国(香川県)で誕生した空海(弘法大師)ゆかりの八十八ヵ所の寺院のことです。
「遍路」とは四国八十八ヶ所を巡礼することで、巡礼中の人は一般に「お遍路さん」と呼ばれてます。
一番札所の「霊山寺」から八十八番札所の「大窪寺」まで巡礼した後、「高野山」に向かいます。
巡礼した場合の全長は1,000kmを超え、歩き遍路の場合は1ヵ月以上要します。
八十八ヵ所を巡ることで88個ある煩悩が消え、願いが叶うとされています。
白装束には「同行二人」(どうぎょうににん)と書かれており、常に弘法大師と共にという意味があります。
各県の道場と札所番号を下記に記します。
『徳島』発心の道場:1~23番(23か寺)
『高知』修行の道場:24~39番(16か寺)
『愛媛』菩提の道場:40~65番(26か寺)
『香川』涅槃の道場:66~88番(23か寺)